Programming Self-Study Notebook

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DockerDesktopの有料化に関するまとめ

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DockerDesktopの有料化について少し調べてみました。

Docker社の動向(DockerDesktop有料化の背景)

  • 2019年11月Docker Enterprise製品群をMirantis社に売却を発表
    • 今後はDocker DesktopDocker Hubを中心にデベロッパー向けツールに注力
  • 2020年8月:無料プランユーザーに対しDocker Hubからのイメージプル回数に制限をかけることを発表
    • 無料ユーザー(匿名):6時間あたり100回まで
    • 無料ユーザー(登録済み):6時間あたり200回まで
    • 6カ月間利用されていないコンテナイメージを削除する(←撤回されました)

    • 補足

      • Pull回数はDockerイメージのメタデータが記述された「マニフェストファイル」をダウンロードすることでカウント
      • 匿名ユーザーの場合はIPアドレスをもとに制限される
      • Pull回数の制限は保存期間の制限と同じく、2020年11月1日より適用される
  • 2021年9月Docker Desktopが有料化
    • 無料で使いるづけることができる人
    • 期間
      • 2021年8月31日から(猶予期間2022年1月31日)

引き続き無料で出来ること、有料になること

  • 個人的に抑えておきたいと思ったポイントを記載します

      項目
    無料で出来ること - WindowsでWSL2上に直接Dockerをインストール
    - Mac仮想マシン上にDockerをインストール
    - docker-cliを用いたdockerの操作
    有料になること - Docker Desktopを用いたDockerのインストール、更新(※1)
    - DockerDesktopからのDockerの設定管理

    ※1 この手間が一番面倒、、、Windows/Macで違うし、マニュアル化したとしても一部の人の環境では動作しなかったりするし、、、

料金プラン

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  • 有料プランはProTeamBusinessの3種類
  • 契約は「月単位/通年」の2種類(通年契約の方が月額換算での価格が安くなります)

  • 補足

    • Teamプランの料金説明Start with minimum5 users for $25.が意味不明、、
      • 表示通り$7/user/monthなら$35では?($5/user/monthで計算されている。)
      • Billed annually starting at $300.も、$5/user/month/×5人×12ヶ月=$300で計算されている?
      • $7/user/month/×5人×12ヶ月=$420が正しい?

感想

  • 環境構築の手間が省略できるだけでも大きなメリットがあるんだけど、そのために月額利用料を払い続けるのはもったいない気がします。
  • インストールのためだけに契約をし直すのは面倒だし、、、