Programming Self-Study Notebook

勉強したことを忘れないように! 思い出せるように!!

AWSのRDSについて調べてみた。

f:id:overworker:20210304234231p:plain:h200

RDS関連の基本を調べてみました。

利用可能なデータベースエンジン

比較

オンプレミス/RDB on EC2/RDSの比較

検討項目 オンプレミス RDB on EC2 RDS 備考
アプリケーション最適化 必要 必要 必要
スケール 必要 必要 -
高可用性 必要 必要 -
バックアップ 必要 必要 -
DBバッチ適用 必要 必要 -
DBインストール 必要 必要 -
OSバッチ適用 必要 必要 -
OSインストール 必要 - -
サーバー管理 必要 - -
ラッキング 必要 - -
電源・空調・ネットワーク 必要 - -
立地・建物構造 必要 - -

RDSのメリット

  • 構築時のリードタイムが短い
  • スナップショット機能で簡単にバックアップ取得が可能
  • Multi-AZ構成をとることが出来る
  • メンテナンスウィンドウ時に自動でパッチを当てる事も可能

RDB on EC2のメリット

  • OSにログインする事ができる
  • RDSで提供されていないインスタンスタイプ/ストレージの利用が可能

RDSの特徴

メンテナンスウィンドウ

  • OSのメンテナンス
    • 週1回、決められた時間にを実施する。
  • DBのマイナーバージョンアップ
    • 自動適用を選択可能

スナップショット(バックアップ)

  • デフォルトで7日間の自動バックアップ(0日~35日間に設定変更可能)
  • 手動スナップショットが可能

ポイントタイムリカバリー

トランザクションログが保存されていることで可能になる。 (トランザクションログはRDSの起動が完了したタイミングで自動で保存され始める。) - 自動バックアップを設定している期間内であれば、秒数まで指定して特定の時点のインスタンスを復元できる。 - 直近5分前に戻すことができる。

リードレプリカ

  • 読み取り専用のレプリケーションを作成できる機能。
  • 読み取り用途のアクセスをレプリカ側に対して実施することで、マスター(読み書き兼用)側への負荷を軽減することができる。
  • これによりマスターのパフォーマンスが向上する。
  • 読み込みが多いアプリケーション等に有効。

注意:レプリケーションラグ

  • 非同期なので、常にマスターと完全一致しているわけではない。

Multi-AZ

フェイルオーバー

  • マスターとスタンバイの間でレプリケーションされ、マスターに障害が発生した際には自動的にスタンバイをマスターに格上げすること。

クロスリージョンリードレプリカ

  • 他のリージョンにリードレプリカを作成すること

料金

  • サーバの稼働時間(時間単位)で請求が発生する。
  • スペック(エンジン、サイズ、メモリクラス)によって金額が変化する。
  • オンデマンドデータベースインスタンス(従量課金)とリザーブドデータベースインスタンス(前払い(割引あり))がある。
    • 全額前払い、一部前払い、前払いなしを選択可能
      • 全額前払いの場合、最大63%の割引
  • インスタンス数に応じ請求が発生する。

AmazonAuroraの特徴

  • 無停止のままパッチ作業が可能
  • バックアップが強固
  • リードレプリカは15個作成可能
  • リードレプリカをフェイルオーバー可能(リードレプリカでセカンダリーデータベースの役割を兼ねることができる)
  • 高い性能
  • オートスケーリング