Programming Self-Study Notebook

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稼働ログをもっと活用するには?

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はじめに

問題提起

私はスマホアプリを通してユーザーに価値を提供するシステムの、サーバー(バックエンド側)の開発を行っています。 スマホアプリにはWebAPI経由で機能を提供しています。

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サーバーの稼働ログは日々蓄積されているのですが、エラー発生時程度しかログを参照していない現状に対し、以下のような疑問を抱くようになりました。

  • WebAPIの利用履歴を解析することでWebAPIの内部設計の改善ができるかもしれない
  • WebAPIの利用履歴を解析することでサーバーの負荷軽減(可用性向上+コスト削減)ができるかもしれない
  • WebAPIの利用履歴を解析することでWebAPIの仕様改善ができるかもしれない
  • WebAPIの利用履歴を解析することでアプリ機能を見直すきっかけになるかもしれない
  • ユーザーがアップロードする個々のデータを匿名化したうえで集計することで、ユーザーをより具体的にイメージすることができるかもしれない

原因究明

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サーバーの稼働ログが、エラー解析に活用されているのはなぜか?

  • エラー解析実施しなけらばならないタスクであると認知されているから
  • エラー解析を実施するうえで、サーバーの稼働ログ内に有効な情報が存在することが認知されているから

サーバーの稼働ログが、エラー解析以外の用途で活用されていないのはなぜか?

  • 目的に合わせてログを加工する必要があるから。
  • 現状として問題が発生していないように見えるから。

目指す姿

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どのような条件が整えば稼働ログが様々な用途に活用されるか?

  • 蓄積されている項目が明確である
  • 蓄積されている項目が共有されている
  • 各種項目の状態や変化が容易に確認できる

さらに欲を言うと

  • データを活用する人が必要とする項目を追加することができる。

行動

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上記状況を改善するために、まずは一般的なデータ活用のフローやシステムを調査からスタートしてみたいと思います。